日時2014年 6月 14日(土)15:00〜17:30
会場 大東文化大学法務研究科(法科大学院)

<教育現場の現状を踏まえて今後の技術教育・家庭科教育を探る>


  研究会開催日現在、東北地方以南は梅雨に入っているが、首都圏の梅雨は中休みのようで、このところ好天が続いている。
 さて、この日は、今夏の産教連主催の全国大会で大会参加者に提示予定の基調提案の素案について検討を加えてみた。基調提案素案の作成者は常任委員の根本裕子氏である。
 社会の変化に伴って、子どもを取りまく環境も変化している。親の都合で夜型の生活を強いられる子どもたちが増え、それが子どもの学校生活にも影響を与えるようになってきている。それでは、学校の役割はいったい何なのか。現在の学校現場には課題が山積している。教員の多忙は日常化している。全国各地の学校の家庭科あるいは技術・家庭科をめぐる状況はどうなっているか、情報交換の必要がある。大会開催時には東日本大震災から3年半近くになる。福島で大会が開かれる意味を考えつつ、大会での討議に臨もうではないか。
 基調提案は一人の常任委員が常任委員会を代表して提案するものであるが、そこには提案者の個性がにじみ出ていてよいとの共通認識から、素案を練り上げればよいことを確認した。
 また、昨年の大会(第62次技術教育・家庭科教育全国研究大会)のおわりの全体会で提起された、3点にわたる今後の課題(産教連通信第192号の7ページを参照)を盛り込むことも確認された。

 
永澤悟  
野本勇 isa05nomoto@snow.plala.or.jp