No.346 1981年5月
技術教室 産業教育研究連盟編集

特集/道具を上手に使える子どもを育てる
 技術教育おける技能の習得 東京・葛飾区立亀有中学校 向山玉雄 6
 班学習によってみんなが科学的に道具を使えるように(男女共学)東京・和光学園中学校 富田寛 11
 なぜ「木づち作り」なのか
  ――道具ばなれが当り前の文化と環境―― 大阪・守口市立八雲中学校 綿貫元二 15
  1.衣・食・住の中にある要因を考える 15
  2.子どもをとりまく文化の劣悪化を考える 17
  3.思考と製作の接点を求める教材 18
 のこぎりのすばらしさを実家させる授業 静岡大学教育学部附属中学校 村松剛一 22
 つかっておぼえる工具の選び方
  ――金切りばさみ,押し切り,平たがねの学習から―― 石川・加賀市立東和中学校 西出勝雄 26
  1.工具との出会い 26
  2.からだでおぼえる工具の用途――そして原理へ―― 28
  3.体験から工具を選ぶ 30
  4.おわりに 31
 技術的思考と工具のしよう
  ――折りたたみ腰掛の製作を通して―― 東京・板橋区立第二中学校 池上正道 32
   1.折りたたみ腰掛けについて 32
   2.基準面からの測定ができない 33
   3.脚のほぞ穴とネジ穴づくり 35
   4.「ほぞ」つくり 36
   5.組立てと修正 37
   6.自動のこ盤の操作とねじづくりほか 38
   7.思考させることは強さより工具に重点が 39
<実践の広場>
 *非行の嵐の中から――モッちんの旋盤工―― 東京・八王子市立長房中学校 平野幸司 41
 ぼうし作り奮闘記(その6) 東京・調布市立調布第五中学校 佐藤禎一 65
 私の誘導電動機学習(補足・その1) 小出雄三 81
<技術豆知識> 日本の樹(その3) 水越庸夫 74

<これでよいのか教科書教材>
●機械のしくみ 58
●小麦粉のたんぱく質とグルテン 59
<すぐに役立つ教材研究>
●調理に必要な道具(2)なべ 92
<連載コーナー>
 ☆飯田一男の職人探訪(34) 大衆中華料理の巻 76
 ☆シリーズ対談 ここに技あり(7) その2
  体育物理学を教育現場に 山川静夫VS三浦基弘 60
 ☆技術記念物 反射炉と田下駄(2) 永島利明 88
 ☆道具作り見てある記(最終回) 肥後守 大東文化大学 和田章 70
 ☆力学よもやま話(71) 磁石(1) 東京都立小石川工業高等学校 三浦基弘 86
 ドイツ民主共和国における総合技術教育の実際(2)
  小学校第二学年の工作教授 清原道寿 46
   1.工作教授の指導単元と配当時間 46
   2.技術模型組立学習の実際 46
   3.加工学習の実際 48
 日本の民間教育研究運動と産教連(2) 池上正道 52
  1.日本民教連の結成と産教連編『技術教育』誌の発行 52
  2.当時の「技術・家庭科教師論」 53
  3.本山政雄氏の技術教師劣等感論 54
  4.one中学校と「光鶴園」 55
  5.「組合型教師」の前身面否定発言 56
  6.理論水準の低さに悩む 57
<今月のことば> 小さな遊び 大東文化大学 諏訪義英 4
 教育時評 21
 大会案内 90
 産教連ニュース 95
 ほん 45,69

編集 産業教育研究連盟代表 諏訪義英
発行者 沢田明治
発行所 株式会社 民衆社


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