No.312 1978年7月
技術教室 産業教育研究連盟編集
特集/実験学習と子どもたち
  実験をどのように位置づけるか-けい光燈の授業を中心にして- 静岡大学附属静岡中学校 村松剛一  2
    1. はじめに  2
    2. 認識力を高める実践  3
    3. あとがき  8
  技術教育と実験的学習の史的考察 福岡教育大学 近藤義美  10
    1. はじめに  10
    2. 技術教育の学習指導法の史的考察  10
    3. 技術教育における実験的学習の条件  15
  計画的,科学的な栽培学習の実践を 岡山大学附属中学校 佐藤泰徳  18
    1. 栽培学習をすすめるための2つの視点  18
    2. 栽培学習の構想  18
    3. 「栽培の基礎」の実践例  20
  摩擦を知り,その応用を考える 葛飾区一之台中学校 熊谷譲重  23
    1. 基本をつかみ,応用をさぐる  23
    2. 授業の展開例  23
    3. おわりに  26
  精度の高い製図器をつくる-機械・金属加工の2領域1題材で- 山梨県昭和町押原中学校 森本六生  27
    1. はじめに  27
    2. 指導の構想  28
    3. 授業結果と考察  31
  粉をたしかめる 武蔵野市第2中学校 植村千枝  33
    1. 前時からの課題  33
    2. 実験実習授業の位置づけ  34
    3. 各種粉の加熱実験  34
  関心が深いようで浅い食品添加物 山梨県八代町浅川中学校 大竹とも子  38
    1. はじめに  38
    2. 食品添加物意識調査  38
    3. 着色料の検出実験  40
    4. 生徒の感想  43
    5. どのように生かされているか  43
  精神薄弱養護学校小学部での調理の実践 東京都青鳥養護学校 阿津坂恵子・目黒区第三中学校 大賀由紀子  45
    1. なぜ調理をとりあげたのか  45
    2. 一年間の実践  46
    3. ラーメンつくり  46

■今月の主張 実験学習は技術教育の基礎  48
    1. 両輪としての実験と実習  48
    2. 教材で左右される実験学習  48
    3. 実習場面に実験的学習をふくめよう  49
    4. 実験と実験的学習を大切にした上で  50
■教育時評 教育費暴騰と進学ローン  51

[連載コーナー]
  産教連のあしあと(15)中学校職業・家庭科の教育内容-中参審「第1次建議」から「第2次建議」まで(2)- 大東文化大学 清原道寿  55
    1. 中学校産業教育専門部会第2回総会の審議状況  55
    2. 「職業コース・工業」の教育内容の選び方  59
  力学よもやま話(37)かに 東京都立小石川工業高等学校 三浦基弘  66
  生活技術の教育実践史(9)綴方による「生活と教育の結合」(4) 川口幸宏  82
    2. 木村分助と生活綴方@  82
[実践のひろば]
  <家庭科>市販食品と手づくりの食品-卵をつかった授業- 品川区莅原第1中学校 坂本典子  68
    1. 卵の熱凝固  68
    2. 卵黄の乳化作用  70
    3. 卵白の起泡性  71
[べんり帳]
  <技術豆知識>塗装と塗装技術(3) 水越庸夫  77
  <みんなの電気工作室>2時間でつくれるシングルコイル電動機(2) 広島県御調町御調中学校 谷中貫之  64
    1. 回転の原理  64
    2. 発展教材  64
  <技術記念物>大砲と大鋸 茨城大学 永島利明  81
  <教材・教具の研究>模型誘導電動機の作製 東京都立小石川工業高校 尾見定之  73
    1. コイル素子の作成  73
    2. 固定子コイルの組立  73
    3. コイル素子の結線   73
    4. 回転子および軸受台の作成  74
    5. 回転試験結果  74
  <私の授業プリント・テスト問題>牛乳 江戸川区立瑞江第2中学校 杉原博子  52
  <質問コーナー>技術史関係書籍 食品添加物の発ガン性  62

  78年技術教育・家庭科教育全国研究大会案内  92
  図書紹介 諏訪義英  79
  研究会の報告(東京サークル)  90
  特赦のこえ  91
  産教連ニュース  95
  技術教育8月号予告  96
  編集後記  96

編集 産業教育研究連盟代表 諏訪義英
発行者 沢田明治
発行所 株式会社 民衆社

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