No.295 1977年2月
技術教育 産業教育研究連盟編集
■特集T 今後の教育改革にどう立ち向かうか
今後の教育改革にどう立向かうか 産教連常任委員 佐藤禎一 2
――実践的提言を活発に出し合うために――
一 教材の精選は必至――製作学習を重視しよう―― 4
二 「労働の学習」を基本にすえる 4
三 悪化する教育条件の克服 5
四 これからの運動のすすめ方で忘れたくないこと 5
手と頭の結合こそ学習活動の柱 加賀市立東和中学校 西出勝雄 6
――不安・不満の高まる「教育課程改革案」――
「勤労体験学習」と技術教育 松本市立清水中学校 上兼力三 8
――その似て非なるものの体験的記録――
きちんとした授業成立させるために 近江八幡市立南中学校 西川正彦 11
――荒廃した教室と子どもたちの中から――
1 はじめに 11
2 鈴鹿の分校から赴任して 11
3 5年前から取り組んだ先進学級集団づくり 12
4 3年前の学級づくりの実践 12
5 技術の授業における学習集団づくり 14
わかる授業をどう組みたてるか 藤枝市立西益津中学校 村松剛一 15
――点火装置の授業から――
1 はじめに 15
2 “意欲”がわかる授業の前提 15
3 点火装置の授業から 16
4 おわりに 18
小学校家庭科教育 江戸川区立下鎌田東中学校 尾崎しのぶ 19
――教科審の「まとめ」について――
1 4領域が3領域に整理統合された 19
2 調理施設が削除された 19
3 衣服の手入れが1学年にまとめられた衣服の手入れと着方の実践例から考える 19
塩味をつくる 武蔵野市立第2中学校 植村千枝 22
――1年生1時間の男女共学から――
これからの製図学習のあり方 日野市立七生中学校 志村嘉信 25
――生徒の誤答分析を手がかりにして――
[1]教師の指導力が問われよう 25
[2]遅れた生徒に対する手立てで子どもの能力は向上する 25
[3]無策は生徒の力を生かせない 27
[4]自分の誤りを指摘して訂正できる中間レベルの生徒 27
[5]能力に応じた授業の手立ての考え 27
[6]新教科に望まれること 27
■特集U 金属加工
工夫・想像を取り入れた金工学習 富山大学付属中学校 湯岸一宏 28
――ドライバの製作――
1 はじめに 28
2 金属加工学習のねらい 28
3 ドライバの製作 29
4 ノートの活用 33
5 学習ノート 34
6 おわりに 34
銚子電鉄電気機関車 デキ3 1/80模型製作に取り組ませて 松戸市立第六中学校 坂光弘 34
――金属加工を中心とする総合的教材として――
感想文をもとにした金属加工の導入について 寝屋川市立第六中学校 足立止 39
「焼き入れ学習」失敗記 府中市立第3中学校 保泉信二 42
1 ドライバの先端をとかしちゃった 42
2 焼き割れがでてしまった 42
3 1週間後の焼きもどし 43
4 水道の蛇口からの水をそのまま使う 43
5 床油を入れたバケツを使う 43
6 「かたさ」を計る適当な試験機がほしい 43
[学習講演会]
教科書研究協議会の教科書闘争 大東文化大学 清原道寿 50
――職業教育研究会の発足――
<印象に残る実践>「お手玉づくりをこころみて」 江戸川区立篠崎小学校 嶋崎ツル子 54
1 うわでづくり 54
2 なみぬい 54
3 おてだまづくり 54
4 ふくろづくり 55
<教材・教具のくふう> 一石回路郡によるトランジスタの指導 松本市立鎌田中学校 平林博 56
1 はじめに 56
2 一石トランジスタ回路の回路の教材化 56
3 使用部品 56
4 教材化した一石回路群と展開の概要 57
<教師の目・子どもの目> 武藤徹 59
1976年重要目次 編集部 61
次号予告 64
編集 産業教育研究連盟代表 後藤豊治
発行者 長宗泰造
発行所 株式会社 国土社
ダウンロードNo.295 1977年2月