No.285 1976年4月
技術教育 産業教育研究連盟編集
特集/今日における「総合制高校」の理念と「総合技術教育」
<シンポジウム提案>
  今日における「総合制高校」の理念と「総合技術教育」 東京都板橋区立板橋第二中学校 池上正道  2
    1. 自民党文教部会の「総合制高校」案  2
    2. 「ライフ・サイクル論」における「一斉授業かいらの解放」  2
    3. 「きらいな科目の授業は強制しない」改革  3
    4. 「中教審答申」にみられる原型  4
    5. インフォーマル・スクールと技術教育  5
    6. 総合制に対する逆流の性格  5
    7. サンケイの「無学年制」  6
    8. 「一般教育としての技術教育」の価値  7
<シンポジウム意見>
  1. 総合化と多様化について 国学院大学 後藤豊治  10
  2. 「総合制」の概念を明確に 東京大学教授 原正敏  11
  3. 総合制理念をめぐる争点 神奈川県立横須賀工業高校 島之江一彦  14
  4. 総合制と技術教育の視点 市川工業高等学校教諭 水越庸夫  18
  5. 「総合制」をめぐる二,三の問題-池上さんの文章に関連して- 技術教育研究会事務局長・名古屋大学教育学部 佐々木享  22
  6. これからの「教育改革」にどう立ち向かうか 調布市立第5中学校教諭 佐藤禎一  24
  7. 高校の民主的改革と職業教育について 岸和田市立産業高等学校 福田泰久  27
  <提案者あとがき> 池上正道  29
  [講演]技術発達の歴史と技術史研究の今日的課題 東京工業大学教授 山崎俊雄  30
  <実践の報告>
    小学生の製作学習 木の自動車づくりの実践-4年生の木材加工- 東京・和光小学校 宮津濃  39
      1. はじめに  39
      2. 全体の展開  40
      3. 結びにかえて  44
    わかり易く興味深い製図学習を(1)-第一角法と第三角法- 京都・同志社中学校 川瀬勝也  45
      1. 一角法か三角法か  45
      2. 小学校とのかかわり  46
  機械学習に動く模型の製作をどのように位置づけ生かしたらよいだろうか(1) 長野県大町市立仁科台中学校 折井久  49
    1. 研究の趣旨  49
    2. 生徒の実態  49
    3. 機械学習における製作題材  49
    4. 研究の仮設  49
    5. 模型製作の価値  50
    6. 模型製作の位置づけ  50
    7. 研究の視点  50
    8. 個々の生徒を大切にして,技術的能力をのばす対策  51
    9. 学習の組織  51
   10. 授業結果記録  52
   11. 反省  53
  技術教育の授業をどうしくむべきか(1) 広島市立庚午中学校 宮本三千男  55
    1. はじめに  55
    2. 生徒は何を期待しているか  55
    3. 技術の授業でねらうもの  55
    4. 授業をどうしくむか  56
    5. 今年度の実践計画について  56
  <力学よもやま話(19)>茎と骨-空洞の意味- 東京都立小石川工業高校 三浦基弘  59
  <作って遊んだ子どものころの記憶から(20)>やきゅう 東京都足立区立第十中学校 洲浜昌弘  60
  1976年・第25次技術教育・家庭科教育全国研究大会(案)  62
  次号予告・編集後記 64  

編集 産業教育研究連盟代表 後藤豊治
発行者 長宗泰造
発行所 株式会社 国土社

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