No.291 1976年10月
技術教育 産業教育研究連盟編集

■特集T 技術教育と技術・技術論
 技術教育と技術論(1)
  ――職業教育研究会の基礎的技術の教育と適用説―― 大東文化大学教育学科研究室 清原道寿 2
   1「基礎的技術」の教育でいう技術とは 2
   2「意識的適用説」技術教育で取りあげた理由 4
   3 技術教育の内容を構成する要素 5
 日本の工学と技術,その関係について 原善四朗 7
 高卒の労働態様と技術教育
  ――工高生を中心に―― 水越庸夫 15
 法則・原理の認識を高める授業
  ――ガソリン機関の動力測定―― 岩手県紫波郡見前中学 遠藤好行 18
■特集U 機械学習
 機構学を中心とした機械の基礎学習 静岡県棒原郡中川根中学校 浅井正人 22
 創造的実践力をつけるための「機械」の指導 群馬県安中市立第一中学校 中島千明 28
  ――2年機械,内容8項目から位置づけての模型学習の場合――
  1.機械学習における創造性のとらえ方 28
  2.題材及び題材選定の理由 29
  3.目標行動の決定 29
  4.指導計画 29
  5.指導内容 29
  6.結果と反省 30
 「うごく模型」の製作にどうとりくむか 東京調布市立第5中学校 佐藤禎一 32
  1.「うごく模型」のさまざまと,その製作学習の変遷 32
  2.各型の特徴寸見 33
 [講座]
  製図学習の要点(1) 東京教育大学造形計画研究室 阿妻知幸 38
   1.領域「製図」の性格 38
   2.過去の製図への反省 38
   3.投影空間の理解 39
   4.投影立体との投影面の製作 41
 日本の技術記念物(1)
  ――その保存の現状と教育的意義―― 広島大学総合科学部 山崎俊雄 43
  1.はしがき 43
  2.国際会議から 43
  3.イギリスの産業考古学 44
  4.両ドイツの記念物保存 45
  5.技術記念物保存の歴史 45
 《実践の記録》
  (製図) よくわかる楽しい授業の追求
         ――製図学習の試み―― 神奈川・大船中学校 金子政彦 47
   1.はじめに 47
   2.分かる授業はどうあるべきか 47
   3.分かる授業をどう組むか 47
   4.製図学習での実践 48
   5.おわりに 49
  (金属) 金属加工学習の意味を考える
         ――第2学年の製作題材を窓口にして―― 新潟県・中顎城郡中郷中学 宮崎彦一 50
   1.学習課題を明確にしておく。 50
   2.製作題材の選定と指導の観点 51
   3.ねじまわしという製作題材の学習評価 51 
   4.ねじまわしの製作手順 51
   5.さび対策 52
   6.学習後の評価について 53
  (食物) 男女共学による一年生の食物学習 北海道・枝幸中学校 小林トシエ,小椋政義 55
   1.題材設定の理由 55
   2.食物の学習の指導事項 56
   3.指導実践 56
 <力学よもやま話(24)> 再会 三浦基弘 59
 <教育時評> ワンタッチの傘と子ども 後藤豊治 61


次号予告 64  
編集 産業教育研究連盟代表 後藤豊治
発行者 長宗泰造
発行所 株式会社 国土社

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