No.279 1975年10月
技術教育 産業教育研究連盟編集
特集/再び道具と手の労働の大切さを考える
 なぜ手の労働の教育を問題にするか 大東文化大学教育学研究室 須藤敏昭 2
  ――手の労働の意義と実践の現状――
  1 手の労働とは何か 2
  2 手の労働の教育的意義 3
  3 手の労働の教育の現状 6
 5歳児の箱車づくり 松坂市立射和幼稚園 清水久美子 8
  ――幼児の木工製作――
  1.木工製作をとりあげた意図 8
  2.箱車にいたる経過の概要 9
  3.箱車ができるまで 10
  4.幼児の道具や材料の扱い方 11
  5.おわりに 11
 小学校における工作教育とその問題点 天理市立二階堂小学校 奥畑栄一 12
  1.はじめに 12
  2.工作における指導と他教科との関連 12
  3.図面工作で使用する材料,工具について 13
  4.小学校図工科の問題点 14
  5、小学校における図工科指導の留意点 14
  6.終わりに 14
 道具の系統的指導について 長野県木曾郡木曾福島町立福島中学校 植木雅史 15
  ――図面工作かと技術科のつながりを考える――
 手づくりによるブザーの製作 山梨県中巨摩郡甲西中学校 長沼実 19
  1.はじめに 19
  2.電磁石づくり 19
  3.ブザ―づくり 21
  4.子どもの感想 22
  5.おわりに 23
 知恵おくれ学級の技術指導 甲府市立西中学校 深沢六郎 24
  ――小島小屋と温室の製作――
 [文献紹介]L・マンフォード「芸術と技術」沼口博 28
 よたよたクラブ便り 千葉県八千代台西中学校 加藤幸宏 30
  1.紙工作 30
  2.木工作 30
  3.電気工作 31
 発表方式による機械学習――2-- 熊谷穣重 32
  ――集団作りの基礎――
 わからないこと(その1) 神戸市立原田中学校 小川顕世 35
 分かる授業をどのように組織するか 静岡県藤枝市立西益津中学校 村松剛一 39
  ――直流電源装置の実践から――
   1.はじめに 39
   2.“なるほど”とわかる授業にするには 39
   3.直流電源装置をなぜ題材としてとりあげたか 39
   4.生徒のこの題材に対する実態 39
   5.授業の構想 40
   6.指導計画 40
   7.授業の記録 41
 教育と小刀 茨城大学教育学部 永島利明 44
 技術革新と技術教育 教育大大学院 沼口博 48
 力学よもやま話(15)
 重心 三浦基弘 53
 作って遊んだ子どものころの記憶から(17)
 虫とり 足立区立第十中学校 洲浜昌弘 54
 続 ヘソまがり教科書(5) 奥沢清吉 57
 産教連ニュース 62
次号予告 64  
編集 産業教育研究連盟代表 後藤豊治
発行者 長宗泰造
発行所 株式会社 国土社

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