No.264 1974年7月
技術教育 産業教育研究連盟編集
特集/技術教育の教科構造
<シンポジウム・提案>
現在の中学校技術・家庭科教育の内容を「総合技術教育にせまる」視点で自主的・民主的に編成する実践の意味するもの 池上正道 2
<提案に対する意見>
義務教育における技術教育の内容を総合技術教育に学んで編成する意味 西田秦和 4
小・中・高校一貫のための技術・職業教科(高校)の構造について 塩沢国彦 6
技術学を中軸とした教科構造論と比較して 大谷良光 9
1.はじめに 9
2.技教研と産教連の教科構造観 9
3.技術学の中学を中軸にして編成するとは 9
4.技術についての総合的な学習について 10
5.技術学を中軸として製図学習の試み 11
いくつかの疑問点について 熊谷穣重 13
「教科構造」を明らかにするという課題 佐藤禎一 15
私の技術構造論-エネルギーの技術- 高橋豪一 18
1.はじめに 18
2.「モータ」と「ゼネコン」18
3.「工作」の位置づけ 19
4.「生産技術」と中学生と中学生のための「技術教育」19
脱家庭科と脱技術科から出発を 楠崎るり子 20
1.はじめに 20
2.「技術」と「家庭」の関係について 20
3.家庭科と脱家庭科 20
4.技術科と脱技術科 20
5.総合技術 20
6.おわりに 20
“総合技術・家庭一般”を実践してみて 湯沢静江 21
池上論文を読んで-わたしの感想- 和田典子 23
“技術”と“家庭”の区別は消滅するということ 坂本典子 26
家庭科教育とは 26
女子にまともな技術教育を 27
現行家庭科内容の学習をどう考えるか 27
技術家庭=技術とはならないか 28
家庭科教材を技術教育的観点で実践してみて 小松幸子 29
1.テーマについて 29
2.「ての労働と頭脳の思考」について 29
3.「技術」と「家庭」の区分が消滅することについて 30
4.「技術の発展の結節点を教材化」することについて 30
<シンポジウム・総括>
提案に対する意見について-若干の補正と私の意見- 池上正道 31
1.教科構造論を考えることはなぜ必要か 31
2.技術教育の体系化と「技術学」「工学」の問題 33
3.「総合技術教育」といまの日本教育 34
4.「男女共修」問題をめぐって 35
教科構造論研究ノート-中学校「家庭科」を中心に- 福原美枝 37
<産教連東京サークル> 定例研究会報告 42
<作って遊んだ子どものころの記憶から(4)> あむ 州浜昌弘 44
「自主教科書」を使ってみて 平野幸司 48
技術・家庭科の成立期を回顧し今後の「技術教育を考える」-細谷敏夫先生に聞く- 植村千枝 49
1.教科をとりまく状況の変化とその対応 49
2.技術・家庭科の名称はどのようにつけられたか 50
3.教科の中身と週時間 50
4.教科のねらいは 51
5.改訂の受けとり方,問題点,解決の方向 51
6.40年改訂の問題点 52
7.実施上困ったこと,特に教員養成の問題は 52
8.歴史の歩みの中で「技術・家庭科」教育を考える 53
<力学よもやま話(3)> 器の機能 三浦基弘 55
トランジスタを使った低周波増幅器の指導過程 内島友三 56
1.はじめに 56
2.指導上おさえるべきポイントとして 56
産教連ニュース 61
第23次技術教育・家庭科教育全国大会案内 62
編集後記 64
編集 産業教育研究連盟代表 後藤豊治
発行者 長宗泰造
発行所 株式会社 国土社
ダウンロードNo.264 1974年7月