No.261 1974年4月
技術教育 産業教育研究連盟編集
特集/製図学習
製図教育の課題-図面を正しくかくために- 東京・府中第三中学校 保泉信二 2
製図学習の研究はどこまですすんだか-連盟の研究を中心にして- 産教連研究部 4
<情報>
日本学校安全会の「中学校災害事例集」 8
<線や図形の学習を考える>
線の獲得と発展-図工・美術教育の立場から 美術教育を進める会運営委員 東京・国分寺市立第三中学校 岡崎寛 9
1.はじめに 9
2.3つの観点 9
3.からだの発達からなぐり描きへ 9
4.形の獲得・・・ストップあそび 10
5.9才の壁-視覚的リアリズムへ- 11
6.おわりに 12
図形の指導-数学の立場から- 鹿島正 12
1.はじめに 12
2.図形分野の位置 14
3.内容について 14
4.数学教師のタイプ 14
5.投影図のこと 14
6.まとめ
東京身体障害者職業訓練校・中央工学校の見学記 16
1.はじめに 16
2.東京身体障害者職業訓練校とは 16
3.機械製図科では 16
4.中央工学校 17
自主教科書「製図の学習」を教えてみて 東京都日野市立七生中学校 志村嘉信 19
1.図をかくことの意義は,実際にものの形を言葉や文章であらわすと理解しやすい.19
2.家庭にカラーテレビはあっても,まともな鉛筆を持っている子どもは少ない. 20
3.りんかく線・表題欄のかき方と,定規・コンパスの使用は早い方がよい. 20
4.左ききの子どものことも考えた製図学習の内容や方法に留意すべきではないか. 20
5.正投影では,身近な具体物を教材・教具にして授業した方がよい. 21
6.斜投影,等角投影もある程度反復練習による慣れが必要である. 22
7.ペーパーテストではどうだったか. 22
8.おくれた子どもをどう指導したらよいか 23
<実験実習のくふう>製図でかかせるもの 24
9.正投影図の練習(1) 24
10.投影図の練習(2) 25
<情報>
第4次教職員定員改善5か年計画-義務校教職員24400人を増員 25
住居のなかの「製図」学習をどうとらえ実践しているか 東京都武蔵野市第2中学校 植村千枝 26
1.まえがき 26
2.現場ではどのように実践しているか 26
3.男女共学で製図学習を実践する 27
<道具のはなし 7>製針法の発達-針の歴史- 永島利明 30
<教材教具研究>
原動機の学習(2) 西出勝雄 35
製図器選択のポイント 山梨大学教育学部付属中学校 岩間孝吉 36
<日教組・日高教教研全国集会報告>
男女共学の運動と実践全国に高まる-技術・職業教育分科会- 東京・八王子中 小池一清 38
1.多様化と職業高校の民主的改革 38
2.自主編成の基本的観点および教育制度検討委報告 38
3.男女共学問題を家庭科分科会と合同討議 39
4.教育内容の検討と自主編成 40
家庭科はどう変わるでしょうか-家庭科教育分科会- 山梨県巨摩中学校 小松幸子 43
1.こんな期待をよせて 43
2.「いのちとくらしを守る」のはこの教科だけではない 43
3.男女共修は男の子に何を保障してやるのか 44
4.家庭科という名称はなぜなくなったのだろうか 44
5.”技術”や”総合学習”に入ることがよいだろうか 45
全国教研傍聴記 46
埼玉県新座中学校 加藤あきよ 46
横浜市大綱中学校 加藤恵子 47
<座談会>地域サークルづくりの現状とこれからの問題 まとめ・保泉信二 48
各地の状況 48
他のサークル・研究会との関係について 51
今後の問題 53
<産教連東京サークル>定例研究会報告 54
1.テスト結果から見た子どもの認識-電気-(問題提起) 保泉信二 54
2.男女共につくったズボンの製作-山梨・巨摩中の実践より- 植村千枝 54
3.技術教育における労働教育のおさえかたと実践上の課題(問題提起) 向山玉雄 55
<手の労働の教育 11>東ドイツの技術模型組立て 大東文化大学教育学科研究室 諏訪義英 56
1.TB作業の意義 56
2.実例 59
3.まとめ 60
<資料>全日中校長会の学校5日制調査-賛成が大部分 61
産教連ニュース 62
第23次産業教育研究連盟全国大会予告 63
次号予告・編集後記 64
編集 産業教育研究連盟代表 後藤豊治
発行者 長宗泰造
発行所 株式会社 国土社
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