No.180 1967年7月
技術教育 産業教育研究連盟編集
特集/電気学習
自然科学教育としての電磁気学習 科教協.都立神代高校教諭 久保田芳夫 2
1. 自然科学教育での電磁気教材の位置づけ 2
2. これまでの電磁気定習 3
3. 電磁気学習の内容と体系 4
4. 今後の問題 9
技術・家庭科の本質をめざしたけい光燈の指導構造-特に理科の発展として- 新潟県白根市立白根中学校教諭 岡本京一 10
1. 科学教育と技術教育 10
2. 題材「けい光燈」の価値 10
3. 「けい光燈」を題材として何を指導すべきか 11
4. 題材「けい光燈」の中心課題 11
5. 「けい光燈」の指導構造 11
6. その課題構造 12
7. 結論 12
電気学習と生徒のつまづき 東京都八王子市立第2中学校教諭 小池一清 13
1. 何を生徒にためしたか 13
2. 結果はどうであったか 13
3. どんな点でつまずいているか 14
4. まとめ 15
5. 指導の反省 15
評価を考えた学習指導の一試案 秋田県平鹿郡雄物川中学校教諭 池田勇助 16
1. はじめに 16
2. 学習指導事項と学習活動事項を明確に 16
3. 試案の学習形態 16
4. 学習指導案を作成するとき考えたいこと 17
5. 学習過程における行動探求の方法 20
6. 今月の課題 21
<自作教具>配線図指導板-3球ラジオの配線図指導のために- 広島県国奉寺中学校教諭 宮本三千雄 22
1. はじめに 22
2. 配線図指導板のあらまし 22
3. 指導の経過 22
4. 利点と欠点 25
5. まとめと反省 25
簡易な測定器と実験装置の利用-ラジオ学習の指導法- 金沢市立野田中学校教諭 内島友三 26
1. はじめに 26
2. シグナルトレーサを使って3球ラジオ回路の測定 26
3. 直流電源装置をつかって,真空管の特性(Eg-Ig曲線およびEg-Ip曲線)の測定 27
4. 実験した結果の一考察 27
5. 今後の問題点 28
工業高校の電気学習の内容と方法 東京都立荒川工業高等学校 石井孝司 29
1. 計測技術学習について 29
2. 電気機器学習について 30
3. 電気工学学習について 31
科学教育と技術教育 専修大学講師,教科研常任委員 佐々木享 33
<教師のための電気学習> 電気理論の基礎2 電流の正体 秋田大学教育学部助教授 佐藤裕二 39
1. 静電気 39
2. 電気は作れない 39
3. 自由電子(フリーエレクトロン) 40
4. 電流担体(キャリヤ) 40
5. 静電気障害 41
<教材教具解説>エレキット9によるトランジスタラジオの製作 43
1. 教材の意義と利用 43
2. 製作できる回路の種類 43
3. 回路の実例 43
機構模型の考案設計製作V 滑り子・クランク機構 愛知県安城市西部小学校教頭 木村政夫 47
1. 機構の構想 47
2. 製作の構想 48
3. 部品の統一 49
4. 共同設計・製作の要点 51
エレクトロニクスの簡単な応用装置(22) 拍手音の大小判定装置 東京工業大学付属工高教諭 稲田茂 53
1. 主要部分(部品)のしくみと働き 54
2. 回路の働き 55
第2次大戦後の技術教育史W 生産教育論の歴史的意義(3) 清原道寿 57
1. 地域社会生活改善とむすびつく全村学校論 57
2. 戦後の新教育において,社会科を中心とするコア・カリキュラムを積極的に推進したコア・カリキュラム連盟の生産教育論 59
第16次産業教育研究大会予告 62
第7回技・家庭科夏季大学講座 予告 63
編集後記,次号予告 64
編集 産業教育研究連盟代表 後藤豊治
発行者 長宗泰造
発行所 株式会社 国土社
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