1958年5-6月号, No. 5
教育と産業 産業教育研究連盟
増大号
  巻頭言 外堀から内堀へ
  技術科設置についての私見 C原道壽  1
    1. 教育課程改訂の方向  1
    2. 技術科設置をめぐる問題点  2
    むすび  5
  生徒の進路意識とコース制について 山形県最上郡富沢中学校 伊藤貢  6
  教育実践を通してどうのような労働観を育てるか 東京都立戸山高等学校 和田典子  8
  憂うべき教育行政の動きをみつめよう 国学院大学助教授 太田卓  11
    政党・資本の教育政策への介入  11
    官僚の失地回復  11
    教委制の改編と文部省の権力強化  12
    国民全体への奉仕と条件設備を忘れる教育行政  12
    無理さんだんの商業教育、科学技術教育振興策  13
    文部省の専門的な監督指導の力  13
    教育の主体条件をしばる勤務評定  14
  国会録音-文教委員会会議録から-
    第二十八回国会参議院文教委員会会議録  16
    第二十八・国会衆議院予算委員会第二分科会議録  19
  研究部会の動き  21
    技術科における農業分野の教育的意義 農業的分野研究部会 草山貞胤  21
      1. 科学技術としての農業的分野の発展から  21
      2. 都市と農村の相互理解に必要な内容をもつ、従って農業的分野を都市、農村、男女の別なく一定量を指導することの意義があるわけである。  22
      3. 農業技術教育は人間形成の上に重要な意義をもつ。 22
      4. 農業生産は、経営が中核をなすものであるから、経営、管理技能をもつ人間形成のうえに重要な教育的内容をもつ。  22
      5. 各教科、技術科内の他群などを統合し関連させる内容を多く含み、社会科、理科、工業分野、商業分野、家庭分野などの学習に深く関連し相互にからみ合って、それらの教育に息吹を与える内容をもつ。  23
  工業的分野の研究をどう進めて行くべきか 工業的分野研究部 稲田茂  23
    1. 各分野ごとに、必要性に基づいて基礎的な技術を抽出する。  23
    2. 基本的な柱を立てて社会経済的知識を分析する。  24
    3. 他教科との関連を具体的に検討する。  25(35ページへつづく)
  科学技術教育の振興と中学校技術教育の施設設備 矢野敏雄  26
  「バスに乗りおくれるな」という声-現場教師の研究活動のために-  30
  継電器の解説(6) 稲田茂  31
  道徳教育研究大会  36
    道徳教育研究大会第三分科会報告  31
    青年期の道徳教育  36
    家庭および地域における道徳教育  37
    道徳教育研究大会をおえてのわたくしたちの申し合わせ  37
  新しい評議員がきまりました  39
  あとがき  40
  会員名簿(七)  41

編集者兼発行者 村田忠三
発行所 産業教育研究連盟

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